
上司とウマが合わなくて会社に行くのが辛い…。
どうにか上司との関係を改善する方法はないの?
本記事は上記のような悩みを持つ会社員の方のために書いています。
こんにちは!ツヨシ(@24shi_web)です。
現在は、フリーランスとして活動していますが、22歳〜30歳まで約8年間会社員として働いてきました。
過去転職を3回ほど経験しているのですが、上司から好かれる方であったので上手いこと世間を渡ることができた方なので、上司との人間関係構築は上手い方かなと考えています。
でも、私自身色々な上司に出会ってきましたが、全ての上司が良い上司だったかというとそうではありません。
なので、安心してください。
上司とウマが合わずに辛いと感じているのはあなただけではないですよ。
この記事を読めば、「上司と合わなくて辛い」と悩む方の解決方法が見つかりますよ。
1. 「上司と合わなくて辛い」と7割の会社員は悩んでいる。

さて、結論からお話しすると、7割以上の人は上司と合わなくて辛いと悩んでいます。
ワークポート調べのアンケートでは「約7割」以上の方が上司に対する不満が原因で転職を考えたことがあると回答しています。
1-1. 上司が原因で退職を考えたことがある人「7割」以上

上記の図の通り、人材紹介会社「ワークポート」の行ったアンケートでは「75.3%」の会社員の方が「上司への不満が原因で退職を考えたことがある」と回答しています。
主観でしか物事を語れない(20代・女性・公務員)
仕事の失敗を部下のせいにしていた(20代・男性・警備員)
引用:prtimes.jp
なので、「上司とウマが合わなくて辛い」と考えているのは、あなただけではないということです。
「上司と合わねー!!」と思うことは普通のことだと認識しましょう。
1-2. 会社員である以上、上司に合わせることは必須
「上司とウマが合わなくて辛い」と考えている方に申し訳ないのですが、会社員である以上、上司に合わせることは必須です。
理由は単純で、今後の仕事を円滑に進めていく、そして出世していくためにも上司からの評価を得ることが必要だからです。
私の実体験を具体例としてお話しします。
※ちなみに、私は土地活用営業(アパート・マンション建設営業)をやっていました。
- お客さんに提示する時の見積りは上司の承認が必要だった。
- 見積りの金額を値引きしてもらうためには上司の承認が必要だった。
- 昇給・賞与の査定は上司からの評価で決まっていた。
残念ながら、このように会社員である以上、仕事を円滑に進めていくためには上司に合わせることが必須です。
しかも、昇給・賞与の査定も上司に握られていることが多いので、会社員として生きていくのであれば上司からの評価は必要不可欠ということです。
1-3. 出世する人は「上司との関係構築が上手」
そして、会社員として出世していくためには「上司との関係構築」がとても重要です。
理由は単純で、人材サービスエン・ジャパンの調査では、出世する人の特徴として「上司との関係構築が上手」が最も重要な要素に挙げられているからです。
具体的にエン・ジャパンの調査を詳しく見ていくと以下の通りです。

- 上司との関係構築が上手
- 周囲を巻き込むコミュニケーション能力がある
- 決断力がある
つまり、会社員として出世するためには上司も含めのコミュニケーション能力が最も必要であるということです。
なので、もしあなたが会社員として今後も生きていくのであれば、「上司との関係構築」からは逃れられないということです。
2. 上司と合わなくて辛い状況を改善する3つの対処法。


じゃあ、上司と合わなくて辛い状況を改善するためにはどうすれば?
ぶっちゃけ、「上司と合わない」と感じている原因の本質は「コミュニケーション不足」から来ている可能性が大です。
なので、以下の3つの対処法を実践してみましょう。
2-1. まずは、自分自身の普段の行動を見つめ直す。
まずは、自分自身の普段の行動・仕事っぷり、上司との接し方を見つめ直しましょう。
「上司と合わなくて辛い…。」と感じるかもしれませんが、原因はあなたにある可能性もゼロではないからです。
なので、先ほどご紹介した人材サービスエン・ジャパンの調査「出世する人の特徴」に自分自身が当てはまっているか、見比べてみるのがおすすめです。

この中の特に以下の要素はできているでしょうか?
- 周囲を巻き込むコミュニケーション能力がある
- 決断力がある
- 周囲からの信頼が厚い
- 毛配りが上手
- 有言実行
- チャレンジ精神旺盛
- 人のせいにしない
- 聞き上手
- 社内の敵が少ない
- 誰に対しても公平である
- 誘いを断らない
もちろん、全てを完ぺきな状態にする必要はありませんが、あまりにもひどい点があれば、日々意識し改善することをおすすめします。
「上司、マジ無理。」と一方的に突き放すのではなく、「合わない原因は自分にないのか?」と考えることが成長につながりますし、
今後の会社員生活には必要な事ですよ。
2-2. 上司と「仕事以外の話」をする
上司との関係を良好にするためにおすすめなのが「仕事以外の話」をする事です。
私は上司と関係を築くことが得意だったのですが、私はその中でも「相談や褒める(太鼓持ち)」という事を積極的に行っていました。
・太鼓持ち
引用:www.weblio.jp
客の機嫌をとり,その席のとりもちをすることを職業とする男。人にへつらい,機嫌をとるのに懸命な者。
理由は単純で、上司の立場になったら、部下から頼られる、尊敬(褒められる)こと以上に嬉しいことはないですからね。
例えば、私が実際にやっていたことは以下の通りです。
- ランチ時には自分から「〇〇さん、ご飯一緒してもいいですか?」と積極的に誘う
- そこで、「彼女とフラれたんですよ。」など仕事以外の話を相談する
- 私の不動産業界の時の上司はマラソンをやっていたので、「部長の年齢でマラソンってめちゃすごいですね。私は絶対できないですよ。」と褒めていた
計算高いと思われるかもですが、ぶっちゃけこれを続けていたら、あなたは上司にとって「可愛い部下」になりますよ。
太鼓持ちなんて「プライドが許さない」と考えるかもしれませんが、フリーランスになっても年上の方を敬う気持ちは大事ですよ。
正直、これはサラリーマンだけではなく、世の中を上手に渡るための術だと私は考えています。
なので、会社員の方はランチや仕事を終えた時間で「上司と仕事以外の話」で相談したり、褒めたりしましょう。
【補足】上司が無口・話嫌いの場合

でも、上司がプライベートの事を聞かれるのが嫌い、話嫌いな人だったら?
ちなみに、私の経験上無口な上司にも2種類いると考えています。
- 本当に話が嫌いで、部下とも関わりたくないと考えている上司
- 照れ屋なだけで、本当は部下が慕ってくれると嬉しいと思っている上司
ぶっちゃけ、世の中にいるほとんどの上司は後者に該当するかと思います。
理由は単純で、後輩から慕われて嬉しくない人は少ないですから。
でも、もし仮にあなたの上司が前者に該当しているのであれば、関係を深めるのは厳しいです。
その場合は、上司に完全に問題があるので、対処法は人事部に相談するのみです。
2-3. 飲みの場は積極的に参加
今の時代、上司や先輩との飲みの場を嫌う人が多いですが、ぶっちゃけ「飲みの場」は上司との関係性を築くのに最高の場所です。
理由は単純で、上司も仕事モードから離れて、仕事以外のコミュニケーションが最も取りやすい環境だからです。
私は上司に誘われたら必ず飲みの場に参加していましたし、以下のように行動していました。
- 座る席は必ず上司の目の前か隣に座る
- 上司・先輩の飲み物の注文をなるべく気遣う(完璧でなくてもOK)
- 飲み会では良い子にならず、バカな話で場を盛り上げる
ぶっちゃけ、上司の席の近くは避けられる傾向にあります。
そこに積極的に行くことで、上司にアピールができますし、さらに先ほどお話した「仕事以外の話」もしやすいです。
なので、上記の私が会社員時代に行っていた飲みの場の振る舞いを続けていけば、かなりの高確率で上司との関係性を良好にすることが可能ですよ。
3. それでも、上司と合わないなら「転職」です。


色々、試してみてもやっぱり上司と合わなくて辛いんだけど…。
もし、自分自身の普段の行いも改め、上司に好かれるように意識しつつ行動しても、状況が変わらないのであれば「転職」です。
理由は単純で、上司と合わないせいで「毎日の仕事」が辛いと感じてしまう事は人生損だからです。
ちなみに、ホリエモンの著書「多動力」には以下のように書かれています。

仕事を選ぶ勇気
「仕事を選ぶ」ということをネガティブに捉える人がいる。
だが嫌な仕事、気が乗らない仕事は断らなければ「仕事」に振り回されて「自分の時間」がなくなってしまう。
大丈夫。仕事は逃げない。仕事を選ぼう。
引用:多動力より
あなたはこれからも1日のうち8時間を「仕事」のために使います。
つまり、「上司と合わず、仕事に行くのが辛い…」ことを我慢するという事は人生の1/3を我慢して過ごすことになりますから。
仕事を選ぶ勇気を持ちましょう!
まとめ
今回は、「上司と合わなくて辛い」と7割の会社員は悩んでいる。状況を改善する3つの対処法についてお話してきました。
本記事をまとめると…
- 「上司と合わなくて辛い」と考えている人が7割以上いる。
- でも、会社員で生きていく上で「上司に合わせることは必須」
- 上司を否定する前に自分の普段の行動を見つめ直す
- 上司と距離を縮めるためには「仕事以外の話」
- 飲みの場は上司との最高のコミュニケーションの場
それでも改善されないなら、「転職」をすることをおすすめします。
仕事を選ぶ勇気を持つことは大事ですよ。
↓「以下の記事は仕事を辞めたい…」と悩む方に向けて書いています。
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