Uターン転職の志望動機・転職理由の書き方。3つの要素を理解すれば簡単に書けます。

はじめ

Uターン転職の志望動機って何を書けば良いの?
ぶっちゃけ、「地元に帰りたい!東京辛い!」しか思いつかないんだけど?

本記事は上記のような悩みを持っている方に向けて記事を書いています。

こんにちは!ツヨシ(@24shi_web)です。

私は26歳の時にUターン転職を行い、これまでの転職経験は3回です。

また昔から面接は得意な方で、Uターン転職では内定も3社貰うことができました。

さて、あなたもUターン転職の履歴書の志望動機・転職理由の書き方で困っていましたか?

志望動機(Uターン転職の理由)ってマジで困りますよね。

私も志望動機を書くのが本当に嫌いでした。

しかし、履歴書の志望動機は書く事が決まっており、コツさえ掴めばめちゃ簡単なんですよ。

この記事では、Uターン転職における志望動機・転職理由の書き方や面接での対応について私自身の体験を交えながらお話させて頂きます。

この記事の内容

1.【3つの要素】Uターン転職の志望動機・転職理由の書き方

さて、Uターン転職の履歴書の志望動機・転職理由の書き方は以下の3つの要素を書いてあげればOKです。

Uターン転職の志望動機の3つの要素
  1. 「地元で働きたい気持ち」を素直に書く
  2. 「なぜ、その企業なのか?」を書く
  3. 「そこで自分がどのように活躍できるか?」を書く

これら3つの要素を含めて構成してあげればOK!

ちなみに割合で言うと、

「①地元で働きたい部分」が1割で「②③その企業を志望する理由」が9割のイメージです。

1-1.「地元で働きたい気持ち」を素直に書く

まず、Uターン転職なので「地元で働きたい気持ち」を素直に書きましょう。

理由は単純で、東京などから帰ってくるわけで「なぜ?地元に?」と企業側も気になるからです。

なので、「地元で働きたいので地元で仕事を探している旨」は伝えましょう。

ちなみに、よく「仕方なく地元に戻ることになった」みたいなニュアンスを含める人がいますが、ぶっちゃけこれはやらない方が良いです。

面接官に「じゃあ、地元に戻らなくて良いなら東京が良かったの?」みたいな質問をされた時、間違いなくあたふたしますから。

1-1-1.【実例】私のケース(地元で働きたい気持ち)

ちなみに、私は東京→札幌に帰ってきたわけですが、Uターン転職活動中は以下のように地元で働きたい気持ちを伝えていました。

22歳から東京で暮らしている中で、地元である札幌の良さを再認識し始めました。

そして、これから自分の人生を考えた時に地元である札幌で働きたいという思いが強くなりました。

実際に私がUターン転職をしていた時、上記のように履歴書に書いたり、面接で回答していました。

1-1-2.地元で働きたい!だけのアピールは注意

ただし、志望動機・転職理由の文章の中で「地元で働きたい気持ち」をアピールするのは1割程度です。

「地元がいい!東京無理!地元以外考えられない!」みたいな「場所」が最優先の人と思われるとまず落とされますから。

なので「地元で働きたい」旨はしっかり伝え、そしてすぐ次の「なぜ貴社なのか?」の点に触れていきましょう。

1-2.「なぜ、その企業なのか?」を書く

次に「なぜ、その企業なのか?」という点を書いていきます。

ここが志望動機(転職理由)のミソですね。

そして、「良い志望動機と悪い志望動機」の違いは以下の通りです。

良い志望動機と悪い志望動機の違い
  • 悪い志望動機:抽象的
  • 良い志望動機:具体的

理由は単純で、「なぜ、その企業なのか?」をアピールする上で会社についてよく学び、業界についても勉強しないと抽象的な志望動機で終わってしまうからです。

なので、いわば「なぜ、その企業なのか?」を語れない人(書けない人)というのは、転職活動に対する意識の低さが垣間見え、入社してからの仕事ぶりも悪いと判断される可能性が高いです。

なので、具体的に会社の業績や取り組み、または業界での立ち位置やライバル商品との比較などを調べ、志望動機に入れるだけで、企業側からは間違いなく好印象を持たれます。

ここは、私の経験談ですが幾度となく面接を受け感じている点なので、大きくは間違っていないはずです。

1-2-1.「なぜ、その企業なのか?」のダメな例

志望動機のダメな例
  • 貴社の企業理念に共感しました!
  • 〇〇社長の考え方に感銘を受け、そんな社長のもとで働きたい!
  • 御社で成長したい!骨を埋めるつもりです!

上記のような抽象的な志望動機はNGです。

なんか、薄っぺらさ感じますよね?w

企業・業界について調べていない事がバレバレです。

1-2-2.【実例】私のケース(なぜ、その企業なのか?)

ちなみに、私は26歳の時、不動産系の会社3社から内定をもらう事ができましたが以下のように回答(書いて)していました。

貴社は担当者一人当たりの担当物件が10件程度と他社の管理会社に比べて少ないと聞いております。

貴社のように物件1件1件を担当者が責任を持ち、しっかりと向き合う貴社の管理体制に魅力を感じました。

ちなみに上記は実際に内定をもらい転職した某不動産管理会社の時に面接で私が言った内容です。

私は志望動機を書く際は業界のことを徹底的に調べ、どのような業務体系なのか?他社とどう違うのか?を具体的に書いてあげるのがポイントです。

ちなみに、業界情報を調べるのにおすすめなのが「転職会議」です。

転職会議は現社員・元社員が口コミを投稿しているので転職活動の際には情報収集にとても役立ちますよ。

1-3.「そこで自分がどのように活躍できるか?」を書く

3つ目の要素「そこで自分がどのように活躍できるのか?」を書きます。

「(Uターン)転職」は、「新卒」と違うので、0から社員を教育するという視点での採用はお行っていないケースが多いので、いかに企業に役立てるか?を自らアピール必要があります。

なので、「そこで自分がどのように活躍できるか?会社に貢献できるか?」を書く事がとても大事です。

1-3-1.【事例】私がUターン転職で書いた

ちなみに私が書いた「そこで自分がどのように活躍できるか?」の部分は以下の通りです。

私は前職で不動産営業に従事しており、宅地建物取引とファイナンシャルプランナーの資格・知識を持っております。

不動産管理業は未経験ではありますが、これまで培ってきた不動産に関する知識と営業経験は管理組合様への修繕提案や入居者様同士のトラブル対応に活かせると考えております。

こんなイメージです。

「前職の経験が、貴社の仕事にどのように活かせるか?」を書いてあげればOKです。

【結論】3つの要素を合わせ「志望動機」は完成

そして、今紹介した3つの要素を合わせ文章を作れば「志望動機・転職理由」は完成します。

正直、何も考えずに志望動機を作り始めると止まってしまうかもですが、このように要素に分けて考えるととても簡単だと私は感じています。

次に実際に私の事例をもとに志望動機・転職理由の例文を作っていきます。

2.Uターン転職の志望動機・転職理由の例文

さて、実際に私のUターン転職の志望動機・転職理由は以下の通りです。

2-1.【実例】私のUターン転職での志望動機(不動産管理業)

私Uターン転職での志望動機(転職理由)は以下の通りです。

私のUターン転職時の志望動機

私は貴社のマンション管理職に魅力を感じたため志望しました。貴社は担当者一人当たりの担当物件が10件程度と他社に比べて少ないと聞いております。そして、物件1件1件を担当者が責任を持ち向き合う貴社の管理体制に魅力を感じました。

私は前職で不動産営業に従事しており、宅地建物取引とファイナンシャルプランナーの資格・知識を持っております。
不動産管理業は未経験ではありますが、これまで培ってきた不動産に関する知識と営業経験は管理組合様への修繕の提案や入居者様同士のトラブル対応に活かせると考えております。

また私は22歳から東京で暮らしている中で地元である札幌の良さを再認識し、これからの人生を考えた時に地元である札幌で働きたいという思いが強くなりました。

そして、札幌で私の経験と知識が最大限に活かせる貴社を志望しました。

実際に私がUターン転職の際に書いていた志望動機は上記のようなイメージです。

お話ししてきた通り、3つの要素に分けて考えて繋げればOKです。

2-2.志望動機で重要なのは「具体性」です。

何度もいいますが良い志望動機・転職理由に仕上げるのに重要なのは「具体性」です。

特に具体性が重要になるのは以下の2つの要素部分です。

具体性が重要になる部分
  • 「なぜ、その企業なのか?」
  • 「そこで自分がどのように活躍できるか?」

正直、志望動機で重要なのはこの2点であり、この部分をいかに具体的に語れるかで企業側の印象もガラリと変わってくると感じています。

間違っても「理念に感銘を受けた!」とか「気合と根性で頑張ります!」みたいなことは書いてはいけませんよw

ちなみに、実際に私のUターンの体験談については以下の記事で詳しく書いていますのでこちらも合わせてどうぞ。

3.【補足】Uターン転職の転職理由は「本音と建前」です。

最後に、Uターン転職の転職理由は「本音と建前」であり、「建前」だけを抜粋することを意識すべきです。

ぶっちゃけ、ほとんどのUターン転職者の転職理由(本音)は、

Uターン転職者の転職理由(本音)
  • 東京での生活が疲れた
  • 今の労働環境が辛い
  • 給料が安くて無理
  • 上司とウマが合わない
  • 地元の会社でそこそこ給料が良ければOK
  • 土日休めそうだから転職したい

転職理由の本音を上げてくとこんな感じですよね?w

事実、私も「営業が辛い。東京の生活疲れた」と言うのがUターン転職を考えた理由です。

なので、転職の際も「地元で働けて、給料がそこそこよければ良い!」みたいに考えていましたw

でも、面接でこのような「転職理由(本音)」を言うとまず落とされますw

なので、履歴書や面接では本当の転職理由は胸にしまい込み、「建前」の部分を語るように心がけましょう。

「地元の会社で給料良ければどこでもよい~♪」と言っている人を採用したいと思う会社はまずないですからねw

これは面接を上手く通るため、Uターン転職を失敗しないためのやり方です。

まとめ

今回はUターン転職の志望動機の書き方・例文についてお話ししてきました。

Uターン転職の志望動機の書き方は3つの要素を考え、それらを組み合わせてあげればOKです。

Uターン転職の志望動機の3つの要素
  1. 「地元で働きたい気持ち」を素直に書く
  2. 「なぜ、その企業なのか?」を書く
  3. 「そこで自分がどのように活躍できるか?」を書く

そして、これらの要素をより具体的な内容にすることで企業側の印象も間違いなく上がりますよ。

これからUターン転職を考えている方は是非参考にしてください。

以上です。

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