営業を辞めたいと思っているんだけど、辞めても良いかな?
「営業を辞めてよかった!」と感じている人の意見が聞きたいな…。
本記事は上記の悩みの方に向けて記事を書いています。
こんにちは!ツヨシ(@24shi_web)です。
私は現在営業職はやっていないのですが、過去不動産営業・メーカー営業として約8年間働いてきました。
そして、私も同じく営業を辞めてよかったと感じている一人です。
そして、この記事を読んでいるあなたも「営業を辞めたい!辞めるべきなのか?」と悩んでいるのではないでしょうか?
その気持ちすご~くわかります。私も最初の不動産営業を辞めて、転職をするのにとても深く悩みましたので。
営業職を辞めて思ったのですが、営業職が嫌だと思いながら働き続けるのは時間の無駄です。
私が嫌々不動産営業をやっていた時は職場に行くのも苦痛でしたが、不動産管理業に転職をしてからは仕事が苦痛ではなくなりましたので。
もっと早く転職すればとも思っていましたし、仕事で人生がこうも良く変わるんだなと言うのを体感しました。
なので、この記事では実際に営業職を辞めた経験を持つ私が「営業を辞めてよかった」と思った理由について解説していきます。
営業職を辞めたいと悩んでいる方は是非ご覧ください。
1.私が「営業を辞めてよかった」と思う5つの本音をぶっちゃけます!
さて、早速ですが私が「営業を辞めてよかった」と感じた点を本音でお話していきます。
- 営業ノルマに追われることがなくなった
- 無理やりお客にセールスしなくてよくなった
- 上司とお客の板挟みにならなくなった
- お客からウザがられたり、暴言を吐かれることがなくなった
- 「この仕事、本当に人の役に立ってるのか?」と悩まなくなった
ちなみに、私は「不動産営業→不動産管理業」に転職した経験を持っており、こちらの体験談から「営業を辞めてよかった」と感じる点を抜粋していきます。
1-1.営業ノルマに追われることがなくなった
まず、「営業を辞めてよかった」と思った1つ目の理由は「営業ノルマに追われることがなくなった」からです。
営業って、どんな業界でも必ずあるのが「ノルマ」
そして、営業を辞めたい!と悩む原因になっているのはこの「ノルマ」があることが全ての原因だと感じています。
具体的には…
- 営業ノルマが達成できないから、残業・休日出勤をする
- 営業ノルマが達成できないから、上司にひどく詰められる
- 営業ノルマが達成できなければ、ただの給料泥棒と言われる
- 長時間勤務しても数字を上げれなければ、仕事をしていないも同然
こんな感じで営業ノルマがあることで、労働時間が増えたり、休めなかったり、上司からつめられるという事態に陥ります。
しかも、営業って頑張って働いたからと言って必ず数字に直結しないのが辛いですよね。
もちろん、他の仕事でも上司から怒られる事や長時間勤務になることもありますよ。
でも、自分がミスをしなければ、又自分が効率的に業務を遂行すれば容易に改善することができます。
しかし、営業の場合は第三者の「お客さん」と言う存在が要るので、自分で全てをコントロールできないので他の仕事よりも難易度は高いという事です。
なので、そんな営業ノルマに追われない人生になった時「営業を辞めてよかった」と思いました。
1-2.無理やりお客さんにセールスしなくてよくなった
2つ目に「営業を辞めてよかった」と思った点は「無理やりお客さんにセールスしなくてよくなった」です。
営業はノルマがあるので、何としても数字を上げないといけない!という感情になるケースが多いです。
この商品、このお客さんにはあまりおすすめできないんだよな~…
と思いつつも…
でも、数字を上げないといけないからしょうがないか…
という気持ちになり、心の底からおすすめできない商品やサービスをお客に販売したことがある人は多いはずです。
正直、自分が良いと思っていないサービスを仕事とは言え、お客さんに薦めるのはあまりいい気持ちはしませんよね。
上記の通り、私は「押し売りセールス」をしなくてよくなった時本当に営業を辞めてよかったと思いました。
1-3.上司とお客の板挟みにならなくなった
3つ目に「営業を辞めてよかった」と思った点は「上司とお客の板挟みにならなくなった」です。
ノルマがキツイ会社に勤めていると上司とお客の板挟みは良く起きると感じています。
- 何としても営業ノルマ・業績を達成したい上司・上層部
- その商品を必要としていないお客だけど、上司からつめられ仕方なくセールスをかける営業マン
最近だと「日本郵政のかんぽ生命保険の不正販売事件」がありましたが、この事件なんていうものはまさに「業績を上げたい上層部とそれに従うしかなかった営業マン」の構図が起こさせた事件です。
私なんかは営業をやっていた身なので、この事件を見て「販売したのは確かに営業マンだけど、営業マンも被害者だよな…」と感じてしまいます。
保険商品の不正販売が明らかになったかんぽ生命保険と日本郵便で、販売成績の優秀な郵便局員に対して「社内接待」が行われていたことが明らかになった。
日本郵便では営業ノルマを達成できない局員を罵倒するといった強圧的な研修の存在も明らかになっており、「アメとムチ」で局員を追い込んだことが不正を助長したとの見方が出ている。
参考:かんぽ生命、ノルマ達成局員を「社内接待」 未達成局員は研修で罵倒より
かんぽ生命の不正販売事件については、やはり内部の「業績優先の上層部と売るしかない営業マン」の構図が起こさせたのは間違いないです。
この事件を見て余計に、板挟みにならなくなって営業を辞めてよかったと感じました。
1-4.お客からウザがられたり、暴言を吐かれることがなくなった
4つ目に「営業を辞めてよかった」と思った点は「お客さんからウザがられたり、暴言を吐かれることがなくなった」です。
営業は上司からつめられるだけではなく、お客さんからも時にはウザがられたり、暴言を吐かれることもありますよね。
法人営業よりも個人営業、既存営業よりも新規営業は特に雑な扱いを受けるケースが多いです。
私が従事していたのは個人向けの新規訪問営業だったのですが、お客さんから度々酷い対応をされることもありました。
- インターホンのガチャ切り
- 目の前でガン切れされる
- 私の先輩は犬を放たれ追い返されたことも…w
営業マンはお客さんからは酷い対応をされ、さらに事務所では上司に数字の件で詰められる。
私は職種を変えて、本当に営業って辛い仕事だなと感じましたw
1-5.「この仕事、本当に人の役に立ってるのか?」と悩まなくなった
5つ目に「営業を辞めてよかった」と思った点は「この仕事、本当に人の役に立ってるのか?」と悩まなくなったことです。
先ほどお話しした通り、ある営業職(個人・新規営業)によってはお客さんから煙たがられながらも、ペコペコして何度も訪問して仕事をとって来ないといけない時もあります。
実際に私は不動産営業をやっている時…
- お客さんに迷惑がられ、煙たがられて俺は何をやっているんだ…
- 本当に人の役に立っているのだろうか?
- と海辺に車を止め、悩んだことがありますw
人から迷惑がられている仕事を続けるのは相当なメンタルがないと続けられないですよ。
なので、私は仕事やお願い事をお客さんから頼まれる管理業に転職して、自分が必要とされるのを感じた時「本当に営業を辞めてよかった」と感じました。
2.営業が次々に辞めていく会社の特徴
でも、今の会社は辞めるべき会社なのかな…?
本当は良い会社なんじゃないかな?
私もそうでしたが、今の会社を辞めるべきかどうかと悩みますよね。
そこで営業が次々に辞めていく会社の特徴、辞めるべき会社の特徴についてお話ししていきます。
具体的には以下の3つの要素が営業が次々に辞めていく会社の特徴です。
- 営業ノルマが厳しく、かつ契約を取るのも難しい
- 給料や報酬の高さを売りにした求人を出している会社
- 上司や社長のパワハラがやばい会社
2-1.営業ノルマが厳しく、かつ契約を取るのも難しい
1つ目の営業が辞めていく会社の特徴は「営業ノルマが厳しく、かつ契約を取るのも難しい会社」です。
当たり前なんですが、難易度が高い営業職は辞める人が多いです。
具体的に言うと、私が従事していた不動産営業がこれに該当し本当にきついです。
不動産営業の中にも様々な営業があるのですが、きつい順にランキングすると以下の通りです。
- 不動産ワンルーム投資営業
- 土地有効活用営業
- 不動産仲介営業(売買)
自動車ディーラーや保険営業、証券営業などももちろんきついですが、個人的には不動産ワンルーム投資営業は別格なほどきつくて辞めている人も非常に多いのは間違い無いです。
と言うのも、私の友人がワンルーム投資営業をやっていたのですが1日中テレアポで深夜0時を超えても電話をかけていましたw
え!?ただ単に迷惑なだけで絶対アポ取れないでしょ!
と思うのですが、軍隊のような雰囲気でアポが取れていないと帰れなかったと友人は言っていました。
そして、その彼は入社して3ヶ月で会社を辞めていました。
このように営業ノルマが厳しく、さらに契約が簡単に取ることができない営業職は誰にでもできる仕事では無いので営業が次々に辞めていく可能性が高いです。
2-2.給料や報酬の高さを売りにした求人を出している会社
2つ目の営業が辞めていく会社の特徴は「給料や報酬の高さを売りにした求人を出している会社」です。
え?給料が良い会社ならみんな辞めなさそうなのになんで?
給料や報酬が高い営業職は「難易度が高い営業」なので、先ほど行った理由で辞めていく人が多いと言うことです。
具体的に不動産業界で会社名を出すと…
- 大東建託
- 住友不動産販売
不動産業界ではこの2社の離職率は非常に有名です。
求人を見てみると、高い給料・報酬を前面にアピールした求人となっているのが特徴でこの2社の営業の求人広告は常時募集されていますw
しかも、求人広告に掲載されている年収例をもらっている人は当たり前ですが一部であり、理想と現実のギャップにやられて辞めていく人が多いと言う事です。
なので、給料や報酬、特にインセンティブを前面にアピールした求人を出している会社は営業が次々に辞めていく会社の可能性は高いです。
2-3.上司や社長のパワハラがやばい会社
3つ目の営業が次々に辞めていく会社の特徴は「上司や社長のパワハラがやばい会社」です。
これは説明不要ですよね。
パワハラがやばい会社に限って、仕事の教育体制とかが整っていないケースが多いのは間違い無いです。
- 社員が教育されない
- 契約が取れない
- 上司・社長が社員を詰める
- しかし、営業テクニックは上がらないので契約が取れない
もちろん、他力本願で教えてもらう前提にいることはダメですが、一切知識・情報を与えずに社員を詰めてばかりの会社は早急に辞めるべき。
精神を壊してしまってはもとも子もありませんからね。
3.営業を今すぐ辞める方法・転職する方法
でも、上司が怖くて辞めることができないし、転職したことないよ…。
営業職の上司って体育会系の人が多いので怖くて辞めることができない!と悩んでいる人も多いんですよ。
しかも、辞める!と言ったらキレられて断念してしまうと最悪のケースも…
ここではそんな極悪上司がいても、営業を今すぐ辞めることができ転職する方法は次の通りです。
- 退職代行を利用する
- 転職エージェントを利用する
3-1.退職代行を利用する
まず、上司や社長が怖くて会社を辞めることができない!と悩んでいる方におすすめなのが「退職代行」と言うサービスです。
退職代行のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 上司と話をせず会社を辞めれる
- 明日から会社に行かなくて良い
- 辞めると言った後の気まずさもなし
- 面倒な引継ぎもしなくて良い
- 有給消化をして会社を辞めれる
- 申込から退職までLINEで完結する
デメリット
- 退職するのにお金(3万円程度)がかかる
退職代行は、怖い上司・鬼軍曹がいて恐ろしくて辞めると言えない営業会社に勤めている人にぴったりなサービスです。
おすすめの退職代行サービスはどれ?
退職代行 業者一覧 | 料金 | 追加費用無し | 返金保証 |
---|---|---|---|
退職代行SARABA | 27,000円 | 〇 | 〇 |
退職代行ニコイチ | 27,000円 | 〇 | 〇 |
男の退職代行 | 29,800円 | 〇 | 〇 |
女性の退職代行 | 29,800円 | 〇 | 〇 |
29,800円 | 〇 | 〇 | |
50,000円 | 〇 | ✖ | |
弁護士の退職代行(弁護士法人みやび) | 55,000円 | ✖ | 〇 |
退職代行で最もおすすめなのは私も実際に利用者さんにインタビューをして体験談をお伺いした「退職代行SARABA」です。
退職代行SARABAは、料金も安く、退職までの代行業務・連絡業務もしっかりしていると評判も良いので営業を辞めたい方にもおすすめです。
退職代行SARABAの口コミ評判・体験談について詳しく知りたい方は以下の記事でお話ししていますので参考までに。
3-2.転職エージェントを利用する
そして、営業職を辞めて、他業種に転職するためにおすすめのサービスが「転職エージェント」です。
こちらは説明不要かと思いますが、転職サイトとは異なり、担当者が1~2名付き、転職サポートや面倒な応募や面接日程調整をしてくれるのが「転職エージェント」です。
そして、営業からの転職でおすすめなエージェントが以下の4つです。
私が転職したときに利用していたのがリクルートエージェントとdodaですが、全く不満点はありませんでした。
リクルートエージェントに至っては、業界でも掲載している求人数が他社と比較しても圧倒的なので登録必須の転職エージェントです。
リクルートエージェント
doda
パソナキャリア
マイナビエージェント
4.「営業を辞めてよかった」と考えている方は多くいます!
営業を辞めてよかった!と感じている人って多いのかな?
実際に営業を辞めてよかった!と感じている人は私以外にも非常に多くいます。
実際に私は不動産営業→不動産管理業に転職したのですが、不動産管理業は営業出身者がめちゃくちゃ多かったですw
また、Twitterで「営業を辞めてよかった」と発言している人を集めてみましたので、是非参考にしてみてください。
営業辞めて、人生も精神的にも穏やかになった人は私以外にも多くいると言うことです。
5.辞めるなら早急に!私が「営業を早く辞めればよかった」と後悔した点
最後に営業以外の業種に転職したいなら、早急に転職活動をするのがおすすめです。
理由は以下の通りです。
- 年齢を重ねるほど業種を変えた転職が厳しくなる
- 20代前半なら「第二新卒」での転職が可能
5-1.年齢を重ねるほど業種を変えた転職が厳しくなる
まず、一つ目の理由は年齢を重ねるほど業種を変えた転職が厳しくなるからです。
具体的には26歳を超えると徐々に業種を変えた転職が難しくなります。
もちろん、絶対では無いですがこの点については人材会社の「エリートネットワーク」でも以下のように言われています。
Q.未経験の職種に挑戦できるのは何歳までですか?
A.企業毎に応募条件は異なりますが、未経験者を採用する場合、MAX30歳までで、一般的にはせいぜい26歳か27歳を1つの目安にしている企業が多いでしょう。
引用:エリートネットワークより
なので、
営業辞めたい…けど、行動するのがめんどいな…
と思っていると、いつの間にか営業以外に転職ができない年齢になっている可能性もあると言うことです。
【体験談】私は26歳で転職し、営業以外の仕事探しに苦労した
実際に私は26歳の時に転職をしたのですが、営業職以外を希望して転職活動をしたのですが、とても苦労した事を覚えています。
もちろん、私のキャリアや能力が低かったので苦労したと言う面もあると思いますが、年齢を重ねていくと即戦力で採用したい企業が増えるため、
年齢を重ねた人を未経験から採用すると言う企業は明らかに減っていると言うのは転職活動を通して肌で感じました。
5-2.「20代前半」なら「第二新卒」での転職が可能
そして、20代前半の早めに営業を辞める事を決意し、転職活動を始めれば「第二新卒」と言う武器を利用した転職が可能となります。
第二新卒の場合、未経験の業種でも採用してくれる企業が多いため、営業以外の業種の仕事に変えたい!と思っているのであれば、この武器が使える時に転職活動をした方が良いと言う事です。
ちなみに、第二新卒とは「25歳」前後を指すと言われています。
第二新卒に該当する年齢は?
第二新卒の年齢に関しても決まった定義はありません。
4年制大学を卒業して就職した場合、3年以内に退職すると25~26歳であり、一般的には25歳くらいまでの求職者を第二新卒として扱うことが多いようです。
引用:マイナビエージェントより
もし、この記事を読んでくれているあなたが20代前半ならば、間違いなく早めに今の営業を辞めて、転職活動を始めた方が良いと言う事です。
なので、まずは営業を辞めたいと感じているなら転職エージェントに登録する事をおすすめします。
登録は無料ですし、2分もあれば登録は完了しますので。
おすすめの転職エージェントについては以下の記事でお話ししていますので、是非参考にしてみてください。
まとめ
今回は私が「営業を辞めてよかった」と思う本音についてお話ししてきました。
数字に追われない仕事に就くと精神的にも楽になり、人生の幸福度は間違いなく上がります。
私は営業職の時、よく駐車場でサボっていたのですが、営業は生きなくないし、でもサボっても虚無感に襲われるし、そしてサボってるから営業成績は上がらないと言う負のループにいました。
もし、これを読んでくれているあなたも営業を辞めたいと思っているなら、営業を離脱した経験者から言わせていただくと…
営業が辛いなら速攻やめて別の仕事をしよう!
今の会社を辞めたとしても人生終わるわけでは無いですからね。
Uターン転職を迷われているあなたに。
転職したい!と迷っているなら以下の4つの転職エージェントがおすすめです!
僕もリクルートエージェントとdodaを使って、札幌へのUターン転職を成功させることができました!
- リクルートエージェント
※業界実績No,1の転職エージェント。登録必須! - doda
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※オリコン顧客満足度でNo,1を獲得 - マイナビエージェント
※20代・首都圏での転職に強いエージェント
転職活動はとても時間がかかります。そして、行動しない限り、一生地元で働くという希望は叶いませんよ!
登録は2分もあれば完了するので、この機会に転職活動を始めてみてはいかがでしょうか?