楽天モバイルとpovo2.0（ポヴォ）を徹底比較！どっちがおすすめ？

auの新プランであるpovo2.0（ポヴォ）。

2021年3月に大手キャリアが新プランを発表した際は「20GB2,728円」というプランでしたが、同年9月にpovo2.0として「基本料0円で必要な分だけトッピング」というプランに生まれ変わりました。

基本料0円！という謳い文句ですが、データ通信分や通話分を考えると本当にお得なの？と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

また、0円で使えるというのは楽天モバイルも同様なので、スマホ代を節約したいと考えている方にとってはどちらがよりお得で使いやすいか気になりますよね！

そこで今回は、楽天モバイルとpovo2.0のプランを詳しく解説！違いを比較したり、おすすめの使い方も解説します！

楽天モバイルとpovo2.0の違いが知りたい方や、自分にはどちらが合っているか気になっている方はぜひ参考にしてくださいね！

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1.楽天モバイルとpovo2.0とはどんなプラン？

まず、以下の2つのプランを詳しく解説します。

1. 楽天モバイル
2. povo2.0

1-1.楽天モバイルはプラン概要

まず楽天モバイルのプラン概要は以下の通りです。

	プラン概要
運営会社	楽天モバイル株式会社
種別	キャリア
料金プラン	1GB：0円 3GB：1,078円 20GB：2,178円 無制限：3,278円
超過後速度	1Mbps ※パートナー回線のみ
利用回線	楽天回線・au回線
通話料金	22円/30秒
国内SMS	送信：3.3円/1通(70文字) 受信：0円
通話オプション	楽天リンク：国内通話無料 10分かけ放題：1,100円
節約モード （低速モード）	◯ ※パートナー回線のみ
データ繰り越し	×
eSIM対応	◯
5G対応	◯
店舗申し込み	◯

楽天モバイルのプランは、利用したデータ通信によって料金が変わる従量制プランとなっています。

そしてプランの特徴を簡単にまとめるとポイントは4つ！

1. 1GBまでならスマホ代が0円！
2. 楽天エリアなら3,278円でデータ使い放題！
3. 毎月自分が使った分だけの支払いなので無駄がない！
4. RakutenLinkアプリを使えば通話やSMSも無料！

初めての申し込み時は、プラン料金3カ月無料や楽天ポイント還元などお得なキャンペーンがたくさんあるのも魅力の一つです。

楽天モバイルのプラン概要については以下の「楽天モバイルレビュー記事」にて詳しく解説しています。

楽天モバイルの評判！1年使って分かったメリット・デメリット！

1-2.povo2.0のプラン概要

次にpovo2.0のプラン概要は以下の通りです。

	プラン概要
運営会社	KDDI
種別	オンライン限定ブランド
料金プラン	0GB：0円
超過後速度	最大128kbps
利用回線	au回線
通話料金	22円/30秒
国内SMS	送信：3.3円/1通(70文字) 受信：0円
通話オプション	5分かけ放題：550円 かけ放題：1,650円
節約モード （低速モード）	×
データ繰り越し	×
eSIM対応	〇
5G対応	〇
店舗申し込み	×

povo2.0は基本料金が0円で、自分の必要なデータ通信やオプションを購入していく料金体系になっています。

そして、povo2.0の料金体系のポイントをまとめると以下の通りです。

1. スマホ料金0円から使える！
2. 毎月データ容量をトッピングして使う！
3. まとめ払いするとお得！

①スマホ料金0円から使える

まず、povo2.0は基本料金0円から使える点です。0円で利用できる内容は以下の通りです。

基本プラン	内容
基本料金	0円
データ容量	0GB
通信速度	128kbps
国内通話	22円/30秒
国内SMS	送信：3.3円/1通(70文字) 受信：0円

ただし、180日以内にトッピング又は通話・SMSで660円以上の利用がないと利用停止、契約解除になる場合があります。

※180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。また別途所定の手数料等がかかる場合があります。

povo2.0公式HPより

②毎月データ容量をトッピングして使う！

次に、毎月データ容量をトッピングして使う点です。

povo2.0は、従来のスマホプランとは異なり、プリペイドスマホに近い料金システムです。

そのため、データ容量（トッピング）を購入しないと高速データ通信はできません。具体的には以下の通りです。

トッピング名	データ通信容量	利用可能期間	料金
データ使い放題	無制限	24時間	330円
1GB	1GB	7日間	390円
3GB	3GB	30日間	990円
20GB	20GB	30日間	2,700円
60GB	60GB	90日間	6,490円
150GB	150GB	180日間	12,980円

またトッピングにはデータ通信以外に通話かけ放題・その他トッピングがあります。

トッピング名	内容	料金
5分以内通話かけ放題	5分以内の国内通話がかけ放題	550円/月
通話かけ放題	国内通話がかけ放題	1,650円/月

トッピング名	内容	料金
DAZN使い放題パック7日間	DAZNとDAZN利用中のデータ使い放題	760円/7日間
smash.使い放題パック24時間	smash.とsmash.利用中のデータ使い放題	220円/24時間
スマホ故障サポート	登録したスマホのトラブルの際に交換端末を購入できる	830円/月

毎月必要な分を購入し利用するという点がpovo2.0の魅力でもあり、人によってはデメリットです。

③まとめ払いするとお得！

次に、まとめ払いするとお得に使える点です。具体的には毎月20GB以上の利用者におすすめです。

トッピング名	データ通信容量	料金	単月当たり容量	単月当たり料金
20GB/30日間	20GB	2,700円	20GB	2,700円
60GB/90日間	60GB	6,490円	20GB	2,163円
150GB/180日間	150GB	12,980円	25GB	2,163円

上記の通り、まとめ払いすることで20GB2,163円/3ヶ月、25GB2,163円/6ヶ月とお得に利用できます。

また以下の通り、他の格安SIMと比較してもお得に利用することが可能です。

20GBプラン名	種別	料金プラン
LIBMO	格安SIM	1,991円
エキサイトモバイル	格安SIM	2,068円
IIJmio	格安SIM	2,068円
BICSIM	格安SIM	2,068円
楽天モバイル	キャリア	2,178円
povo2.0	オンライン限定ブランド	2,163円

なので、20GB以上使う人にとっては非常におすすめです。

2.楽天モバイルとpovo2.0を徹底比較

次に楽天モバイルとpovo2.0をさらに詳しく以下の項目にて徹底比較していきます。

1. 料金プラン
2. 通信速度
3. 取り扱い端末・iPhone価格
4. 支払い方法やその他オプション
5. サポート面
6. キャンペーン

2-1.料金プランの比較

まず、楽天モバイルとpovo2.0の料金プランの比較です。具体的には以下の通りです。

データ容量	楽天モバイル	povo2.0
～1GB	0円	390円/7日間
3GB	1,078円	990円
20GB	2,178円	2,700円 まとめ買い：2,163円/3ヶ月
20GB以上	3,278円 ※無制限	2,163円/6ヶ月 ※単月当たり25GB

約ひと月分の月額料金で比較をすると、3GBまでだとpovo2.0が安く、20GB以降もまとめ買いをすることでpovo2.0が安くなります。

3GBの料金比較

次に、3GB利用での楽天モバイルとpovo2.0の年間料金を比較していきます。具体的な差は以下の通りです。

データ容量	楽天モバイル	povo2.0
単月料金	1,078円	990円
年間料金	12,935円	11,880円
差額	–	▲1,055円

1年間の料金を比較すると、povo2.0のほうが1,055円安くなります。

楽天モバイルを初めて契約する場合、キャンペーン利用で最初の利用料が3カ月無料になります。そのため、初年度に限り、1年間の料金は1,078円×9カ月＝9,702円となり、povo2.0より2,178円安くなります。

20GBの料金比較

次に、20GB利用での楽天モバイルとpovo2.0の年間料金を比較していきます。具体的な差は以下の通りです。

データ容量	楽天モバイル	povo2.0 データ追加20GB
単月料金	2,178円	2,700円
年間料金	26,136円	32,400円
差額	▲6,264円	ー

コンスタントに20GBを使う場合、毎月「データ追加20GB」を購入すると楽天モバイルのほうが6,264円安くなります。

次に、povo2.0でデータ追加をまとめ買いした場合の差は以下の通りです。

データ容量	楽天モバイル	povo2.0 データ追加60GB
単月料金	2,178円	2,163円
年間料金	26,136円	25,956円
差額	ー	▲180円

povo2.0でデータ追加を4カ月おきにまとめ買いすると、楽天モバイルより180円安くなります。

楽天モバイルを初めて契約する場合、キャンペーン利用で最初の利用料が3カ月無料になります。そのため、初年度に限り、1年間の料金は2,178円×9カ月＝19,602円となり、povo2.0でデータまとめ買いをするより6,354円安くなります。

20GB以上の料金比較

データ容量	楽天モバイル 無制限	povo2.0 データ追加150GB
単月料金	3,278円	2,163円
年間料金	39,336円	25,960円
差額	–	▲13,376円

楽天モバイルは無制限、povo2.0は平均25GB/月なので純粋な比較ではありませんが、20GB以上を使う場合はpovo2.0のほうが13,376円安くなります。

楽天モバイルを初めて契約する場合、キャンペーン利用で最初の利用料が3カ月無料になります。そのため、初年度に限り、1年間の料金は3,278円×9カ月＝29,502円となり、povo2.0との差額は3,542円になります。

通話料比較

次に楽天モバイルとpovo2.0の通話料の比較です。

いずれも通話で料金が発生するのは発信時のみなので、今回の比較は発信料金のみで行います。

	楽天モバイル	povo2.0
基本通話料	RakutenLink通話：無料 標準アプリ通話：22円/30秒	22円/30秒
通話オプション	10分かけ放題：1,100円 （標準アプリでの通話）	5分かけ放題：550円 かけ放題：1,650円

通話料を比較すると、povo2.0には無料分がないので圧倒的に楽天モバイルが安くなります。

2-2.通信速度の比較

次に楽天モバイルとpovo2.0の通信速度の比較です。

今回の比較は「みんなのネット回線速度」というサイトの、直近3カ月平均値で比較をしていきます！

下り（ダウンロード）速度比較

まず、楽天モバイルとpovo2.0の下り（ダウンロード）速度の比較です。具体的な数値は以下の通りです。

時間帯	楽天モバイル	povo2.0
朝（5:00~8:59）	34.04Mbps	81.91Mbps
昼（12:00~12:59）	25.44Mbps	61.77Mbps
夕方（16:00~18:59）	32.88Mbps	71.9Mbps
夜（20:00~22:59）	28.16Mbps	55.86Mbps
深夜（0:00~4:59）	34.03Mbps	60.14Mbps

下りの速度は、全時間帯でpovo2.0が楽天モバイルより約2倍速い統計結果となっています。

ただ、楽天モバイルも楽天回線とパートナー回線の混合統計データになっているにもかかわらず、快適にネット利用するために必要な通信速度が出ています。

楽天モバイルの詳しい通信速度データについては以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

楽天モバイルの通信速度は遅い？大手キャリア・サブブランドと比較してみた！

上り（アップロード）速度比較

次に、楽天モバイルとpovo2.0の上り（アップロード）速度の比較です。具体的な数値は以下の通りです。

時間帯	楽天モバイル	povo2.0
朝（5:00~8:59）	19.19Mbps	13.51Mbps
昼（12:00~12:59）	15.45Mbps	11.84Mbps
夕方（16:00~18:59）	19.33Mbps	13.9Mbps
夜（20:00~22:59）	18.22Mbps	14.39Mbps
深夜（0:00~4:59）	18.97Mbps	9.59Mbps

上りの速度を比較すると、全時間帯で楽天モバイルが速いです。

以上のことから、楽天モバイルが混合統計データになっていることを考慮すると楽天モバイルのほうが下りも上りも安定していると言えます。

2-3. iPhone価格の比較

次に、楽天モバイルとpovo2.0のiPhone価格を比較です。具体的にiPhoneの販売価格を比較すると以下の通りです。

	販売価格
楽天モバイル	iPhone13mini：86,780円～ iPhone13：98,800円～ iPhone13Pro122,800円～ iPhone13ProMax：134,800円～
povo2.0	取り扱いなし

楽天モバイルは最新iPhoneシリーズの取り扱いがありますが、povo2.0はiPhoneだけでなくスマホ機種の販売を行っていないため、機種の持ち込みが必須です。

参考値として、4大キャリア+AppleストアのiPhone13の販売価格を比較すると以下の通りです。

	販売価格
楽天モバイル	98,800円～
docomo	111,672円～
au	115,020円～
SoftBank	115,920円～
Apple Store	98,800円～

4大キャリア＋AppleストアでのiPhone13の販売価格を比較すると、楽天モバイルの販売価格は他3大キャリアよりも1万円以上安いです。

2-4.支払い方法やその他オプションの比較

次に楽天モバイルとpovo2.0の以下の2点について比較です。

• 支払い方法
• その他オプション

支払い方法

まず、楽天モバイルとpovo2.0の支払い方法を比較します。具体的な違いは以下の通りです。

	支払い方法
楽天モバイル	・クレジットカード ・デビットカード ・口座振替 ・楽天ポイント
povo2.0	・クレジットカード

支払い方法を比較すると、楽天モバイルのほうが圧倒的に支払い方法が豊富です。

オプション比較

次に楽天モバイルとpovo2.0のオプションの比較です。具体的には以下の通りです。

オプション	楽天モバイル	povo2.0
端末保証	〇 715円～1,309円	〇 830円
AppleCare	〇 715円～1,309円	–
セキュリティ	〇 220円	–
フィルタリング	〇 330円 18歳未満加入必須	〇 無料
遠隔操作サポート	〇 550円	–
Wi-fiスポット接続	〇 398円 初月無料	〇 無料 au Wi-Fiのみ
データチャージ	〇 1GB：550円	△ 各種トッピングを利用
通話	〇 10分かけ放題：1,100円 国際通話かけ放題：980円	〇 5分かけ放題：550円 かけ放題：1,650円
選べる電話番号	〇 1,100円	–
エンタメ	–	〇

オプションに関しては大きな差はありませんが、セキュリティや遠隔サポートオプションが欲しい方は、楽天モバイルがおすすめです。

2-5.サポート面の比較

次に楽天モバイルとpovo2.0のサポート面の比較をします。

今回の比較では、手続きや故障・不具合など、使っている中でよくある「困った！」という場面に対してどのようなサポートがあるかを比較していきます！

	楽天モバイル	povo2.0
申し込み、開通手続き	WEB/店舗 ※WEB申し込み時の無料電話サポートあり	WEB
スマホ操作	遠隔操作サポート オプション加入でサポートあり	ー
問い合わせ	my楽天モバイルアプリ上のチャット	専用チャット
スマホ不具合・故障	WEBもしくは電話で申請後、店頭or配送にて修理や交換 ※製品保証オプション加入者限定	チャットでの故障診断後で申請後、交換品を配送 ※製品保証オプション加入者限定
解約・乗り換え	WEB	WEB

比較すると大きな差はなく、2社とも基本的にはオンライン上で自己解決する必要があります。

楽天モバイルは店舗が全国に多数あるため、店舗で解決できることもあります。

スマホ・端末サポート

次に、楽天モバイルとpovo2.0のスマホの不具合や故障時の対応について比較します。具体的には以下の通りです。

	楽天モバイル	povo2.0
月額料金	715円～1,309円 ※iPhoneは持ち込みの場合のみ	830円
対応トラブル	破損、全損、水没 ※年2回まで （楽天モバイルで購入したAndroid端末は年3回まで。盗難・紛失も年2回までカバー）	故障、破損、水漏れ ※年2回まで
交換費用	一律6,600円	iPhone：12.900円/回 Android：5,500円/1回目 　　　　 8,800円/2回目

楽天モバイルは、利用端末によって月額料金が変わりますが交換費用は一律です。

逆にpovo2.0は月額料金は一律ですが、交換費用はiPhoneとAndroidで異なります。

以上のことから、自分がどんな端末を使うかでメリットが変わってくるので、故障対応については一長一短です。

2-6.キャンペーンの比較

最後に楽天モバイルとpovo2.0のキャンペーンの比較です。具体的な内容は以下の通りです。

	楽天モバイル	povo
キャンペーン	5,000ポイントプレゼントキャンペーン	追加データボーナスキャンペーン
対象者	初めて契約した場合	初めて契約した場合
特典	楽天ポイント5,000ポイント ※付与から6カ月の期間限定ポイント	追加データ 1GB：300Mbps（消費期限3日間） 3GB：1GB（消費期限7日間） 20GB：10GB（消費期限15日間） 60GB：20GB（消費期限30日間） 150GB：20GB（消費期限30日間）
特典獲得 タイミング	キャンペーン条件②③が確認された月の翌々月末日頃	データトッピング初回購入より10日目以降
キャンペーン 適用条件	①楽天会員であること ②申込翌月末日の23:59までにプラン利用開始 ③申込翌月末日の23:59までに「Rakuten Link」アプリから発信＆10秒以上の通話	①キャンペーンにエントリー ②povo2.0を契約のうえ、開通から14日以内にデータトッピングを行う
注意事項	・同一名義での特典適用回数は1回のみ	・同一名義での特典適用回数は1回のみ ・データ使い放題（24時間）トッピングは対象外 ・エントリー時のメールアドレスと登録メールアドレスが異なる場合は無効

povo2.0のほうがシンプルでわかりやすいですが、楽天モバイルは上記以外にも以下のようなキャンペーンを行っています。

• 3カ月利用料無料
• 端末購入+同時申し込みで最大25,000pt
• 他社から乗り換え（MNP）で最大20,000pt

楽天ポイントはさまざまなお店で使うことができ、さらに楽天モバイルの支払いにも利用することができます。

以上のことから、キャンペーンは楽天モバイルのほうが圧倒的にお得です！

2-7.【結論】6項目の比較結果

楽天モバイルとpovo2.0の6項目の比較結果をまとめると、以下の通りです。

	楽天モバイル	povo2.0
料金プラン	△	△
通信速度	△	△
取扱端末・iPhone価格	〇	×
支払い方法・その他オプション	〇	×
サポート	〇	×
キャンペーン	〇	×

楽天モバイルとpovo2.0を比較すると、楽天モバイルの方が優れている項目が多いです。

20GB以上使う場合は価格的にpovo2.0がコスパ良いですが、それ以外では楽天モバイルの方がコスパが良くおすすめです。

3.楽天モバイル・povo2.0の選び方！おすすめな人の特徴

次に、楽天モバイル・povo2.0がおすすめな人の特徴について解説します。具体的には以下の通りです。

3-1.楽天モバイルがおすすめな人の特徴

まず、楽天モバイルがおすすめな人の特徴です。具体的には以下の通りです。

1. 従量制プランが良い人
2. 通話料を抑えたい人
3. 電波品質を気にしない人

①従量制プランが良い人

まず、従量制プランが良い人です。具体的な理由は以下の通りです。

• データ通信を使わない月は月額料金がもったいない
• 割高なデータチャージが不要
• データ通信量の過不足による無駄がない

以上のことから、月によって使う通信容量が変動する人は無駄がない楽天モバイルがおすすめです！

②通話料を抑えたい人

次に、通話料を抑えたい人です。

なぜなら、楽天モバイルは「RakutenLinkアプリ」を使えば国内通話がかけ放題になるからです。

• 通話料にお金をかけたくない
• 長時間の電話をするケースが多い
• 通話オプションをつけたくない

上記のような人にとっては、通話時間や通話料を気にせず通話ができる楽天モバイルが非常におすすめです！

③通信品質を気にしない人

次に、通信品質を気にしない人です。

なぜなら、楽天モバイルの通信品質は以下のように通信環境によって低下するからです。

• 楽天回線エリアでも圏外になることがある
• 屋内施設や地下ではパートナー回線や圏外になる
• パートナー回線の通信速度は格安SIM並み

以上のことから、楽天モバイルは外出時は低速になってもストレスにならない方におすすめです。

3-2.povo2.0がおすすめな人の特徴

次に、povo2.0がおすすめな人の特徴を解説します。具体的には以下の通りです。

1. プリペイドプランが良い人
2. 毎月20GB程度使う人
3. 通信品質を気にする人

①プリペイドプランが良い人

まず、プリペイドプランが良い人です。具体的な理由は以下の通り。

• 従量制プランにデメリットを感じる
• 毎月決まった通信量と料金でやりくりしたい

上記のような方にとっては、自分でデータ通信量と料金を管理できるpovo2.0がおすすめです！

②毎月20GB程度使う人

次に、毎月20GB程度使う人です。

なぜなら、povo2.0の強みはデータ通信をまとめ買いすることで20～25GBの中容量が安価に使えるからです。

• 外出時に動画視聴やゲームをする
• 外出時に通信量が多いSNSをよく使う

上記のように、外出時にもデータ通信を使うことが多く毎月20GB程度使う人はpovo2.0がおすすめです！

通信品質を気にする人

次に、通信品質を気にする人です。具体的な理由は以下の通りです。

• 格安SIMの通信速度は遅くてストレスになる
• 格安SIMは電波が入りにくいので困る
• 楽天モバイルは通信環境によって通信品質に差がある
• 楽天モバイルのパートナー回線速度は格安SIMと同等
• 楽天回線エリアは限定的

上記のように、楽天モバイルや格安SIMの通信品質では困ったりストレスを感じたりする方にとっては、キャリア品質のpovo2.0がおすすめです！

4.楽天モバイルとpovo2.0の併用・デュアルSIM運用はアリなのか？

次に、楽天モバイルとpovo2.0のデュアルSIM運用について解説していきます！

デュアルSIMとは？
スマホ1台で2つのSIMカードを挿入して利用する機能。1台で2つの電話番号を持つことが可能。
2回線持つことで会社用とプライベート用で分けたり、通信障害が起きた際の予備回線にできるメリットがある！

そして、楽天モバイルとpovo2.0のデュアルSIM運用はおすすめです。理由は以下の通りです。

1. 楽天モバイルを通話専用にできる
2. 楽天モバイルの電波品質をカバーできる
3. 2社とも基本料金が無料
4. 楽天1GBまで無料+povo2.0ギガ活の有効活用

4-1.楽天モバイルを通話専用にできる

まず、楽天モバイルを通話専用にできるという点です。具体的な理由は以下の通りです。

• 楽天モバイルは国内通話かけ放題が無料
• 楽天モバイルは1GB未満なら無料
• povo2.0には無料通話がない

以上のことから、データ通信はpovo2.0で行い、楽天モバイルは通話専用として使うことで、povo2.0の利用料だけで通話も無料で使うことができます！

4-2.楽天モバイルの電波品質をカバーできる

次に、楽天モバイルの電波品質をカバーできる点です。具体的な理由は以下の通りです。

• 楽天モバイルは通信環境によって通信品質が落ちる
• 通信品質が落ちると困る
• 通信品質が悪いときだけサブ回線を使いたい

上記のような方にとっては、スポット的にデータを購入して使えるpovo2.0をサブ回線として運用すると安心して使うことができます！

4-3.2社とも基本料金が無料

次に、2社とも基本料金が無料という点です。

なぜならデュアルSIM運用のメリットである、2社の良いとこどりが低価格でできるからです！

2社とも基本料金が無料なので、どちらをメイン回線にしても低価格でそれぞれのデメリットをカバーすることができます。

具体的には以下の通りです。

組み合わせ	使い方の例
メイン：楽天モバイル サブ：povo2.0	・価格重視、スポット的に高速通信を使う ・家で過ごす日が多く低容量で済む時期
メイン：povo2.0 サブ：楽天モバイル	・通信品質重視、通話料も節約したい ・出張などで安定した回線が必要な時期

以上のように、臨機応変に組み合わせても低価格で済む点が、楽天モバイルとpovo2.0のデュアルSIM運用の大きなメリットだと言えます！

4-4.楽天1GBまで無料+povo2.0ギガ活の有効活用

次に、楽天モバイルをひと月1GB未満0円に抑え、povo2.0のギガ活を有効活用できる点です。

なぜなら、この方法を使うことでスマホ料金を超節約することが可能だからです！

まず、ギガ活とは以下の通りです。

具体的な使い方は以下の通りです。

• メイン回線を楽天モバイルで1GB未満に抑える
• 生活圏内でギガ活を利用しデータを獲得
• 180日間に1度以上povo2.0で有料トッピングを購入

上記のように、データ通信を1GB未満で済む方や、ギガ活対象店での買い物が多い方は楽天モバイルとpovo2.0を併用することでスマホ代を一定期間0円で使うことが可能です！

まとめ

さて、今回は楽天モバイルとpovo2.0のプランを解説、違いを比較しました！

楽天モバイルとpovo2.0のメリットとデメリット、おすすめな人のポイントは以下の通りです。

	楽天モバイル	povo2.0
メリット	・従量制プラン ・RakutenLinkアプリを使って無料で国内通話かけ放題	・必要に応じてデータ購入ができる ・auのキャリア回線が使える
デメリット	・パートナー回線だと通信速度が遅いことがある ・通信が不安定なことがある	・データトッピングの利用期限を気にしないといけない ・無料通話分がない
おすすめな人	・自分が使った分だけの利用料金を払いたい人 ・通話料を節約したい人	・データ使用量を事前に自分で調節して使いたい人 ・20GB～中容量のデータ通信を多くに使いたい人

そして、楽天モバイルとpovo2.0はいずれも基本料が0円であることから、以下のようにデュアルSIM運用にも適しています。

• 価格重視、スポット的に高速通信を使う→メイン楽天モバイル、サブpovo2.0
• 通信品質重視、通話料も節約したい→メインpovo2.0、サブ楽天モバイル
• 楽天モバイルのデータ通信を1GB未満0円に抑え、povo2.0ギガ活を有効活用

楽天モバイルとpovo2.0の違いが知りたい方や、自分にはどちらが合っているか気になっている方はぜひ参考にしてくださいね！